2009年02月17日

W63K

 当ブログにアップしている画像は、一部ネット経由で引用したものの他、ほとんどケータイで撮影していた。
 唯一の例外がHL-7400の画像。
 あの当時はデジカメがあった。FinePix S602である。

 デジカメとしては大柄なS602は気に入っていた。
有効310万画素にもかかわらず、巧みな画像処理でA4サイズに伸ばしても破錠しない。更に単位画素サイズが大きいので、ほぼ記憶通りの発色と画質が得られた。
 さすが、フィルムメーカーの意地だと感心した。
 昨今の無闇やたらに高画素化させたコンパクト機とは雲泥の差。あんな小さなセンサーに1000万超の画素なんて、破綻しない方がおかしい。光は有限なのだから。
 機能的にも充分で、意思を反映させることに集中できた。
 タダひとつ、単三電池4本を包み込む太いグリップだけは最後まで馴染めず。

 手放して以降はケータイに頼ってきた。
 元祖 "京ポン" AH-K3001Vの13万画素から、WX300Kになり30万画素。そのままでは見苦しく、リサイズしても480x360が限界。
 PHSモデム機能が必要なくなったので料金の安くなったauに鞍替えし、薄型折り畳みW44KIIに。
 一応は200万画素、1600x1200からリサイズして1280x960もなんとか。
 FRDの初期に撮影したが、光の加減に気を遣うものの画質も取り敢えずは許せるレベル。
 とはいえ、これまでケータイのカメラ機能はほとんど使わなかった。
 そのW44KII、昨年9月に車上荒らしに遭って盗まれた。今も戻ってこない。

R0010001a.jpg

 そこで入手したのがW63K。なにやら京セラばかりだが、他機種が魅力的に見えないから仕方ない。YASHICA/CONTAXを救ってくれた恩もあるし(結果として消滅させた責任の方が大きいのだけれども)。
 このW63K、薄型ストレートタイプで、全く邪魔にならないのが一番の利点。下方に詰められデザイン的に苦しくなりがちなダイヤルキーも操作しやすく、観ることもないワンセグも付いてないし電話機能に不満はない。

 ところが、薄くするためかカメラ機能だけは退化してしまった。130万画素、1280x980だからリサイズして800x600はいけるはずなのだが、実用的には640x480が限度。肝心の画作りの面でも手抜きをされてしまって、W44KIIとは比較にならない。
 FRDの画を別ウインドウで開いたときのフレームのロゴ等(一部、W44KIIで撮影したものもある)でお分かりと思うが、コントラストに弱い。オマケ機能とはいえ弱過ぎる。
 Photoshop Elementsで色調補正しトリミング、リサイズの後にアンシャープマスクを掛けているが、あの画質が精一杯。

 また、W63KはmicroSDメモリを電池の奥にセットする構造。
 W44KIIのように外装の蓋が劣化して破損する心配(この点は改良されている)はないのだが、Macに対応していない端末のため接続ケーブルは使えない。
 いちいち裏蓋を開け電池を外してメモリカードを取り出して、USB経由で読み込ませる手間が面倒でもある。

 20年近く使ったCONTAXのシステム(139→159→RX、18mm、25mm、35mm、45mm、85mm、180mm)を経済的な理由で手放し、デジタルに移行するタイミングを見失ってしまったのもある。
 もしNikonを使っていたら迷わずデジイチを手にしていただろう。レンズマウントを変えないというのは大きな強みであると思う(これは同時にウイークポイントでもあるのだが)。
 もちろん、Zeissレンズという魔物に取り憑かれた結果、というのは言い訳に過ぎない。
 現にCanon EOSにアダプタを付けると、当時のマニュアルZeissが使い回せる。
 旧MinoltaがSONYαになって、日本ZeissのレンズをCyber-Shotシリーズデジイチにおいても高価なラインナップで展開している。
 またレンジファインダー機フォクトレンダーの勢いで、COSINAも優秀なレンズをZeissブランドで出している。

 現在残っているのは各種フィルタとTAMRON500mm、Manflottoの旧型三脚。

 結局、私にはデジカメが必要なのだ。
 広角系の画作りが身に付いている以上、ひとつめの候補はRicoh GX200。最初に述べた不満はあるものの、この領域でデジイチはレンズの面で不利。
 次に、85mm/F1.4を常用していたから、その画角でボケがきれいに撮れるもの…フルサイズセンサーで明るい85mmはあくまで理想。やはりAPS-Cサイズのデジイチに50mmレンズ(換算すると70〜90mm相当)で妥協か。暗いズーム?そんなもの使えない。


2009/03/05追記
 GX200入手。上記W63Kの画像はコレにて撮影。


posted by bluesmith at 20:00| シャシン | 更新情報をチェックする