2009年03月12日

【RICOH GX200】広角の魅力

イマドキのコンデジは高倍率ズームが主流。10倍で望遠が300mm相当なんてザラにある。
それに比べてGX200はたったの3倍、72mm相当まで。テレコンを装着したところで135mmが限度。
それでも、広角側が24mm相当まであるのは他になく、尚かつ画質が素晴らしいのである。

Ex35.jpg
これはコンパクトカメラで一般的だった、35mm相当で撮影したもの。



さて、このマクドナルドの¥220-セットを撮り比べてみる。
カメラの高さは同じ、ピントはカップの手前側の縁に合わせてある。
ただし、構図優先で距離はそれぞれ異なる。
絞りは開放。広角でも遠景はボケているのが分かる。
また、このエントリ上に限り、Photoshopでの後処理は "自動カラー補正" と "リサイズ" のみ。jpg圧縮はWeb向けに60%と統一した。

24mm相当
Ex24mm_a.jpg

28mm相当
Ex28mm_a.jpg

35mm相当
Ex35mm_a.jpg

50mm相当
Ex50mm_a.jpg

72mm相当
Ex72mm_a.jpg

カップの形状だけでなく、台形に写った下に敷いてあるバイト募集を兼ねた紙の変形具合や、テーブルの写る範囲にも注目して欲しい。
商品カタログ的には50mmか72mmにしたいが、普通の感覚では見ることのできない広角で撮ることで、遠近感を誇張し立体的に見せる。面白いと思わないだろうか。


「広角ぅ?あぁ端っこのヒトが見切れないヤツね」
その認識も間違ってはいない(しかし、設計が悪いとその端が盛大に歪むのであるが)。
広角の強みはそんなところではなく、遠近感のデフォルメこそ本領発揮なのに意識して使わないなんて、もったいないと思う。

次に、街へ出て交差点を撮影した。これは50mm相当。普通に肉眼で見る感じに近い(F:9.1、1/97)。
Ex50mm_b.jpg

同じ場所で24mm相当で撮る(F:5.7、1/153)。
Ex24mm_c.jpg

カメラ位置を下げてローアングルにして、シャッタースピードをやや遅くして手前のトラックをブレさせてみた(F:9.1、1/97)。
Ex24mm_e.jpg

これだけ違って写るのである。

また、歪みがきれいに補正されているか確認するためにビルを撮影してみた。
24mm相当(F:9.1、1/73)
Ex24mm_b.jpg

28mm相当(F:6.8、1/90)
Ex28mm_b.jpg

欲張って高倍率のズームにすると、中間部分が膨らむいわゆる "樽型" になりがち。
GX200には更に補正する機能もあるのだが、今回は敢えて使わず。ほんの僅かに膨らんでいるが、きれいに表現されている。

posted by bluesmith at 23:00| シャシン | 更新情報をチェックする