2016年09月09日

【MacBook Pro [15inch Mid 2012] のバッテリ交換】

1年ほど前、トラックパッド左端が浮き気味になっていることに気付いた。
購入直後に全面に透明の保護シートを貼りつつも、旧来のマウス操作ばかりで発見が遅れたと思われる。
ポインタの移動は全く問題なく、右端は押してクリックも可能。しかしパームレスト面から1mmほど突き出した左端は押しても反応しないばかりか押し込めない。
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その時はトラックパッドの不具合と思い部品を購入して交換するつもりでいた。持ち出すこともせず普段の操作にも影響がないので特に急ぐこともないだろうと。

ファンの掃除を思い立ち、チェックのために裏板を開けてみた。
ネジを緩めてみたら異常なテンションを感じる。
内部のほぼ下半分を占めるバッテリが膨らみ、内側から結構な圧が掛かっていた。
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2012年冬に購入し、以後は机上に設置したまま電源もACアダプタを接続したままで運用。
バックグラウンドで SETI@home を走らせ続けているため、メインの電源も切らずにディスプレイをスリープさせる程度。ちなみに割り当てはCPUコア:50%/CPU時間:25%、GPUは不許可。

Appleのサポートページに "ノートブックのバッテリーについて"と "ポータブル:コンピュータのバッテリーを調整して最適な状態にする" という項目があり、「月に一度はバッテリを使うように」 と記載されていた。
現時点で「充放電回数」の記録は7回、当初よりもバッテリ容量が減少していることも予想。
ACを外して電源が切れるまで放置してみたら約3100mAhにまで低下。
これは有無を言わさずバッテリ交換である。
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まずはiFixitサイトで、作業手順を見る。
取り扱い商品のバッテリ、新品はこの時在庫なしとの表示だった。
保証が絡む場所でメーカー修理に依頼すると高くつくのは明らか。ン万円を覚悟しなければならず。
そこでebay.comにてパーツナンバー "661-5844" で検索。
本機のAppleナンバー "A1286" に該当するかも確認。
「日本へは輸送不可」が多いのは航空便なんだろう(リチウムバッテリは危険物扱い)。
本体のみならず送料も気になる。
8月8日20時過ぎ頃、香港の業者による「新品77.5WA、送料$9.00 USD」での出品を発見。デフォルト容量と同じ製品である。
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$34.95+$9.00=$43.95(¥4,662-)を支払う手続きを済ませた(iFixitで購入の場合は$99.95+$37.57=$137.52と3倍ちょい)。
翌日届いた手配完了のメールには「到着:8月16日〜9月5日」。
16日、オランダのpostNLによる配送トラッキングナンバーが通知された。
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日本に入ったのが28日、手元に届いたのは31日とほぼ3週間待たされた。
Amazonのマーケットプレイス業者から音楽CDなどを買うことも多いが、香港も英米独と大差ないということか。

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透明なPPテープで補強された黄色の封筒、確かに「差出国 NETHERLANDS」とラベルにある。
黒いウレタンスポンジで包み、エアキャップを巻いた梱包に不満は感じない。
商品画像にあるドライバー2本も同梱。
導電袋からバッテリ本体を取り出して確認。

ラベルの記載を見ると最近よく見かけるANKER製、「〜for 15" A1382、5400mAh 59Wh」だった。購入時の商品名とは食い違うが、問い合わせの手間を思うとこれでいいことにした。
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交換手順は非常に簡単。裏蓋を開けてからコネクタを外し、Tri-wingと呼ばれる "Y" ドライバーで3本のネジを外すだけで撤去できる。もう1本のドライバーは筐体を開けるための Ph(+)#00。
新旧バッテリの外観を比較、動作時に底側となる面。
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上側、パームレストの裏に当たる面。
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その右側を拡大。
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右端は外装勘合部が割れ、中身が見えてしまっている。
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固定用ネジ受けも3箇所共に破損していた。よくこの状態で収まっていたものだと感心。
バッテリ容量を稼ぐため、ロジックボードと重ねない構造が功を奏した。
入れ替えたバッテリのコネクタを接続し、3本のネジも元通りに締める。
裏蓋も閉じてネジ締め、設置して再起動OK。

システム情報で確認。
旧バッテリ。
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新バッテリ。
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"coconutBattery" アプリでも確認。
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設計仕様として6500mAh、実効値は6607mAhだった。10.95Vを掛けて72WA。


丸4日通電して異常は見られず、今後は不具合発生時にApple Storeの対応が引っ掛かる可能性もあるが、安価にて修理ができた。


ラベル:Mac
posted by bluesmith at 14:15| Mac & Devices | 更新情報をチェックする