純正ズームレンズではなく、旧式純正28mm/F2.8をAFが効かないことを承知で同時に購入したが、衰えた視力にほぼ素通しのスクリーンでは厳しいと感じて次は純正50mm/F1.8Gを手配。外装デザインがノーマルよりも好みの、Df向け限定モデルを選択。
積極的にボケを意識できる75mm相当の軽量で明るいレンズ、速く静かなAFで使い勝手がいい。
DXフォーマット(APS-Cサイズのセンサ)では広角側にハンデがあり、また経験として28mm前後の画角は欲しいので価格的にも迷いつつSIGMAの旧ライン品17-50/F2.8ズームを選んだ。
新しい17-70/F2.8-4の方が性能的に上ということも分かっていたが、望遠域よりも明るいアドバンテージを優先。
25mm〜75mm相当、これはコンデジでも標準的な画角であり使い慣れたGX200とほぼ同等ながらより高画質が得られるという意味がある。
あちこち出歩いてみて、やや重いこのレンズが大正解だった。

RAW現像にも慣れてきたので、近所の公園にて撮影した桜の画像をアップ(いつも通り、クリックで拡大)。


















17-50/F2.8、元々の定価としては高価だったが現在は格安。
Nikon Fマウント(左)とCanon EFマウント(右)。
17-70/F2.8-4、新しいラインナップで望遠域が伸びて100gも軽量化(その分望遠端が暗い)。
Nikon Fマウント(左)とCanon EFマウント(右)。
いずれも、「キットレンズ」と称される純正標準(18-55)ズームをお持ちの方にこそ勧めたい。そのレンズで写りに不満がない現状だとしても、1絞り分以上の明るさの余裕とこの大きさは伊達ではないのである。使えば分かるし、キットレンズを処分したくなるだろう。