2019年07月14日

【MTX-970】#4 サドル交換

 真っ先に交換したサドルを約半年使用してみて、問題が露呈。
 内部のクッション材だけでなくよくしなる柔らかい感触で全く痛みを感じないのは満足だが、表皮が滑りにくい不満と防水措置が不適なのか雨水を貯めてしまい、その後に乗ると漏れ出して腿を濡らす。その姿のままで買い物に出かけるのは社会的信用に関わるので、急遽サドルを交換した。

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 画像下が旧で、上が新しいサドル。大きさと形状の比較をしやすいように同一距離で撮影したもの。上から見ると前後長と幅がこれだけ異なっていて、開口部も拡大した。

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 旧サドルはこちら。形状からオリジナルと思われるものも確認。

 


 重要なポイントである座面に関しても全体的にRが付き、内部クッション材は密度を上げて薄くなったことが分かる。旧は指で軽く押すだけで凹むほどソフトで横方向がフラットに近いのに対し、新はゴムのような芯を感じる硬さで両端が垂れたラウンド形状になっている。
 ア○○ホマン状態の悲劇だけでなく、メッキされたレールに赤錆が浮いてきたのも気になっていた。FRDに装着していたサドルは(シートポストも含め)当時のSブランド正規品。高価なこともありチタンレールなのでサビとは無縁だった。
 室内保管が可能であればそのどちらも問題にならないとは思われる。

 チタン合金は高価とはいえ理想的であった。バネ性を持たせつつ防錆効果をと考えるとステンレス材が望ましいが、コスト最優先の低価格帯では仕方ない。
 傾向として1万円を超えるとステンレスレール、その上がチタンやカーボンになるようだ。

  


 購入した商品ページは黒だけ形状が異なる3タイプ構成になっていて、理由も不明な「買うな」だけのネガティヴなレビュー以外は参考になる( '19年3月頃のレビューはおそらく「サドルカバー」を同一シリアルで登録していた痕跡ではないだろうか)。
 タイムセール中でやや迷ったが "Black03" を選択した。扱いショップが異なる右側のも同じ商品と思われる。

 


 セオリー通りクランクからの高さをシートポストで決めてから、サドル位置は前後位置と角度を微調整して追い込む必要がある。試走しつつやや前下がりにセット。前傾姿勢で乗車する以上、基本的に前上りはあり得ない。まずは頂部を水平にして、乗って違和感があれば前を下げること。
 跨ってまず気付くのは硬いのにフィット感があって、表皮が適度に滑るので動きやすさが大きく向上したこと。
 乗り心地も悪くない。カーボンシートポストのしなりで衝撃を吸収する前提ではほとんど痛みを感じない。ダイレクトに突き上げを感じるアルミでは適さない(柔らかな旧サドルでもアルミでは痛かった)ことも容易に分かる。


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 シートポストのヤグラが丸見えになるほど大きな開口部。クロモリ表記のレールは黒く塗装され、この方が極薄メッキよりは耐久性があると期待。

 今回のサドルもSブランド現行モデルのコピー品ということで選択した。
 低価格を武器にした中華製品の勢い、販売店側もこの価格差なら勝負にならないとばかりに有名ブランド製品の露出が減ってしまった。Amazonでもよく探らないと出て来ない。
 各分野においても同じ状況になって久しい。より安価な製品を求めつつも、オリジナルを尊重することを知らない暴力に負けた格好に見えて残念な気持ちになるが、製造コストを抑えるために低賃金な生産地を利用したツケが "勝手OEM" を生んだと解釈しているので、少なからず罪悪感もあるものの価格差以上に使えるものは利用させていただくしかない。

posted by bluesmith at 14:00| Bike | 更新情報をチェックする